COST & INSURANCE
訪問歯科診療は原則として医療保険・介護保険が適用されます。外来とほぼ同じ自己負担で、ご自宅や施設での歯科治療をお受けいただけます。交通費もかかりません。
透明性のあるご案内
「自宅まで来てもらうと、費用が高くなるのでは?」——よくいただくご相談です。ご安心ください。訪問歯科診療は、医療保険・介護保険の制度に組み込まれた診療体系で、外来診療とほぼ同じ自己負担額で受けていただけます。
当院では、治療開始前に必ず費用について丁寧にご説明し、患者様とご家族様にご納得いただいた上で診療を進めます。交通費・出張費もいただいておりません。
01 — MEDICAL INSURANCE
治療費には医療保険が適用されます。自己負担は保険証記載の割合(1〜3割)と同じ。後期高齢者医療制度の方は原則1割負担です。初診料・再診料・処置料を合算して計算されます。
02 — CARE INSURANCE
要介護認定を受けている方は、治療とは別に「居宅療養管理指導」として介護保険が適用されます。歯科医師による指導は月2回まで、歯科衛生士による指導は月4回まで算定可能です。ケアマネジャー様と密に連携いたします。
03 — TRANSPORTATION
当院の訪問歯科診療では、患者様にご負担いただく交通費・出張費は一切ありません。当院から半径16km圏内(坂戸市・鶴ヶ島市・川越市・東松山市など)を、無料でお伺いします。
04 — PAYMENT
お支払いは月ごとに現金にて承ります。月々の医療費が高額になる場合は「高額療養費制度」の対象となることがあります。生活保護受給の方の診療にも対応していますので、ご遠慮なくご相談ください。
SELF-PAYMENT
| 項目 | 自己負担額の目安 |
|---|---|
| 初診料 | 約 850円 |
| 再診料 | 約 380円 |
| 歯科衛生士による口腔衛生指導 | 約 360円 |
| 処置料(入れ歯の調整など) | 約 1,000円 〜 |
※ 上記はあくまで目安です。治療内容により費用は変動します。詳細は初回訪問時にご説明いたします。各種保険証(医療保険証・介護保険証・受給者証など)をご準備ください。
「訪問歯科って、結局いくら?」——一言で答えにくいご質問です。理由は、訪問歯科の費用が医療保険と介護保険という2つの制度にまたがって計算されるからです。
具体的には、むし歯治療・入れ歯の修理などの「治療」は医療保険、ご家族・ケアマネへの説明や口腔ケアの指導は「居宅療養管理指導」として介護保険——というように、同じ訪問の中で2つの制度が同時に動いています。患者様には自己負担額が合算されて請求されるだけですが、内訳を見ると複雑に感じられます。
そのうえ、医療保険・介護保険ともに、年齢や所得によって自己負担割合(1割/2割/3割)が異なります。後期高齢者の方の中にも、現役並み所得とみなされて3割負担となる方もいらっしゃいます。
当院では、こうした制度の複雑さを患者様・ご家族が抱え込まずに済むよう、初回訪問時に保険証を確認しながら「あなたの場合は、月いくらくらいになります」と具体的にお伝えしています。費用の見通しが立たないまま治療を始めることはありません。
医療保険と介護保険、
2つの制度が同時に動く。
——だからこそ、
「あなたの場合」を、
最初にお伝えします。
01 — MEDICAL
むし歯治療・歯周病治療・入れ歯の作製と調整・抜歯・口腔ケアといった「歯科治療」は医療保険の適用範囲です。自己負担割合は保険証記載のとおり、70歳未満の方は3割、70〜74歳は原則2割、75歳以上の方は原則1割(現役並み所得は3割)が標準的な負担割合です。
02 — CARE
要介護認定を受けている方は、歯科医師の療養上の指導と、歯科衛生士による口腔衛生指導が、介護保険の「居宅療養管理指導」として算定されます。歯科医師は月2回まで、歯科衛生士は月4回まで。自己負担は1割(一定所得以上は2〜3割)です。
03 — ELIGIBILITY
医療保険の適用には「自力での通院が困難」であることが要件です。年齢制限はありません。介護保険の居宅療養管理指導は、要介護1〜5の認定を受けている方が対象(要支援1〜2の方は「介護予防居宅療養管理指導」が適用)。両保険とも、当院から半径16km圏内が対応エリアです。
FEE BREAKDOWN
1回の訪問では、下記の項目を組み合わせて自己負担額が決まります。「訪問料 + 処置料」の合計が、その日の医療保険分のお支払いです。介護保険による居宅療養管理指導は別途、月単位で計算されます。
| 項目 | 区分 | 自己負担額の目安 |
|---|---|---|
| 歯科訪問診療料 在宅・施設訪問の基本料 | 医療保険 | 約 900〜1,100円 |
| 処置料(むし歯治療・抜歯など) 行った処置内容により変動 | 医療保険 | 約 200〜2,000円 |
| 材料費(入れ歯材料・薬剤など) 使用した材料分のみ | 医療保険 | 処置に応じて変動 |
| 交通費・出張費 当院は無料 | — | 0 円 |
| 居宅療養管理指導 介護保険・月単位で算定 | 介護保険 | 月 約 1,000〜1,400円 |
※ 上記は2024年診療報酬改定時点の目安額です。実際の負担額は、患者様の保険証種別・診療内容により変動します。
SUPPORT SYSTEMS
医療費・介護費の自己負担をさらに軽減できる、公的な制度があります。ご家族の状況に応じてご相談ください。
月の医療費自己負担が一定額(所得に応じた上限額)を超えると、超過分が払い戻される制度。継続的な訪問診療を受けている方は、対象となる可能性があります。お住まいの市区町村窓口で手続きを行います。
障害者手帳をお持ちの方の医療費自己負担を軽減する制度。坂戸市・鶴ヶ島市にも独自の助成があります。受給者証をお持ちの方は、ご訪問時にご提示ください。
生活保護を受給されている方の歯科診療には、原則として自己負担はありません。指定難病・公害医療・原爆被爆者医療など、各種公費負担医療にも対応しています。
医療保険と介護保険の年間自己負担額を合算し、一定額を超える部分が払い戻される制度。訪問歯科を継続される方には特に意味のある制度です。市区町村の窓口で申請できます。
MONTHLY SIMULATION
月2回の定期訪問(治療フェーズ)と、月4回の口腔ケア訪問(メンテナンスフェーズ)を想定したケースで、おおまかな月額自己負担の目安を整理しました。
| 保険負担割合 | 治療フェーズ 月2回・処置あり |
ケアフェーズ 月4回・口腔ケア中心 |
|---|---|---|
| 1割負担 75歳以上の多くの方 | 約 3,000〜5,000円 | 約 2,500〜3,500円 |
| 2割負担 70〜74歳の一般 | 約 6,000〜10,000円 | 約 5,000〜7,000円 |
| 3割負担 69歳以下/現役並み所得 | 約 9,000〜15,000円 | 約 7,500〜10,500円 |
※ あくまでも目安です。実際の費用は、処置の内容・使用材料・併用する介護保険サービスにより変動します。
※ 高額療養費制度の対象となる場合は、実質負担はさらに少なくなります。
※ 初回訪問時に、ご家族の保険証を確認したうえで「あなたの場合の月額目安」をお伝えします。
EVIDENCE
医療保険・介護保険を中心とした公的データから、訪問歯科にかかる自己負担と制度活用の実情をご紹介します。
1割負担
75歳以上の医療保険自己負担の原則
後期高齢者医療制度では、原則として医療費の1割を自己負担するとされています。所得に応じて2割・3割となる場合があるとされています。
出典: 厚生労働省「後期高齢者医療制度の概要」
約3,000円
訪問歯科の月額自己負担(目安)
月2回程度の訪問歯科診療を1割負担で受けた場合、自己負担は月3,000円前後になることが多いと報告されています。
出典: 厚生労働省 医療費データ/訪問歯科診療実態調査
0円
訪問にかかる交通費・出張費
医療保険制度上、訪問歯科の交通費・出張費は別途請求しない取扱いとされています(一定の訪問距離内)。
出典: 厚生労働省「診療報酬上の訪問歯科診療の取扱い」
約30%
居宅療養管理指導の活用率
介護保険の居宅療養管理指導(歯科衛生士の口腔ケア指導)を利用している在宅高齢者の割合とされています。今後拡大が期待されています。
出典: 厚生労働省「介護保険事業状況報告」
※ 一般的な制度・統計データであり、個別の自己負担額・保険適用範囲を保証するものではありません。実際の費用には個人差があります。
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