SLEEP DENTISTRY
眠りの質は、
口で変わる。
いびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)を、歯科用マウスピース(口腔内装置)で改善する治療。
医科との連携体制で、保険適用にも対応します。
CHECK
こんな症状はありませんか?
下記に思い当たる方は、SAS(睡眠時無呼吸症候群)の可能性があります。
大きないびきを指摘される
いびきはSASの最も代表的なサインです。睡眠中に気道が狭くなり、空気が無理に通過することで振動音が発生します。
睡眠中に呼吸が止まっていると言われた
無呼吸が10秒以上続き、1時間に5回以上発生するとSASの可能性があります。心臓や脳に大きな負担がかかります。
日中に強い眠気を感じる
無呼吸のたびに脳が覚醒反応を起こすため、深い睡眠が得られません。居眠り運転による事故リスクは健常者の2〜7倍に達します。
起床時に頭痛がある・口が乾いている
睡眠中の低酸素状態により脳血管が拡張し、朝方の頭痛を引き起こします。口呼吸による口腔乾燥もリスクを高めます。
夜間に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)
無呼吸時の胸腔内陰圧変化によりANPが分泌され、尿量が増加。SAS治療後に夜間頻尿が改善するケースが多く報告されています。
集中力の低下・倦怠感が続く
慢性的な睡眠不足により、記憶力・判断力・集中力が低下します。うつ病や認知症のリスク因子としても注目されています。
高血圧の治療を受けている
SAS患者の約50%が高血圧を合併。降圧剤が効きにくい「治療抵抗性高血圧」の原因にもなります。
肥満傾向がある・顎が小さいと言われた
BMI 25以上の肥満は気道を圧迫します。日本人に多い小顎症(下顎が小さい)は痩せ型でもSASを発症する重要なリスク因子です。
HEALTH RISKS OF SAS
放置すると危険なSASの合併症
SASは単なる「いびき」の問題ではありません。睡眠中の低酸素状態が繰り返されることで全身に悪影響を及ぼします。
01 — CARDIOVASCULAR
心血管疾患
高血圧、不整脈、心筋梗塞、脳卒中のリスクが2〜4倍に増加。SAS患者の約50%が高血圧を合併しています。
02 — DIABETES
糖尿病
睡眠中の低酸素状態がインスリン抵抗性を高め、2型糖尿病の発症・悪化リスクを増大させます。
03 — DAYTIME SLEEPINESS
日中の過度な眠気
交通事故のリスクが健常者の2〜7倍に。居眠り運転による重大事故の原因として社会問題になっています。
04 — COGNITIVE
認知機能の低下
慢性的な睡眠不足により、記憶力・判断力・集中力が低下。認知症のリスク因子としても注目されています。
05 — MENTAL HEALTH
うつ・精神症状
睡眠の質の低下は、うつ病や不安障害のリスクを高めます。QOL(生活の質)の著しい低下を招きます。
06 — MORTALITY
寿命への影響
重症SASを未治療のまま放置すると、8年後の死亡率が約37%に達するという報告があります。
DEEP DIVE
睡眠歯科を、深く知る。
SAS(睡眠時無呼吸症候群)と歯科の関わり・口腔内装置(マウスピース療法)・お子様の睡眠など、テーマ別の記事でご案内しています。気になるテーマからお進みください。
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SASと歯科の関わり
睡眠時無呼吸症候群はなぜ歯科で対応できるのか。気道と顎の関係、医科との連携体制、保険適用までを解説します。
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マウスピース療法(OA)
口腔内装置(OA)の仕組み・適応・CPAPとの比較。装着感、保険適用の条件、調整の流れまでをまとめました。
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いびきの治療
いびきの原因別アプローチ。下顎後退・低位舌・口呼吸など、歯科でできる介入と医科連携の選び方をご案内します。
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睡眠時無呼吸の検査・診断
簡易検査(HSAT)とPSG検査の違い、どちらをいつ受けるか、医科との連携の流れまでを解説します。
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子どもの睡眠と歯科
お子様のいびき・口呼吸・歯ぎしりが、発達や成績に与える影響と、歯科でできるアプローチをまとめました。
SUPERVISOR
このページの監修
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、心血管・代謝・認知機能まで影響する全身の疾患です。歯科ができるのは、その入口にあたる「気道」と「下顎の位置」へのアプローチです。
医科の診断と連携しながら、口腔内装置(OA)による現実的な治療選択肢をご提案します。
院長
桐生 賢太
日本歯科医師会/日本睡眠歯科学会 ほか
EVIDENCE
研究で見る、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の現状
SASは「いびきの問題」にとどまらず、全身の健康に関わる病態とされています。国内外の論文・学会データから、SASと口腔内装置(OA)治療の意義を示す数字の一例をご紹介します。
約940万人
中等度以上SAS推定患者
日本における中等度以上の睡眠時無呼吸症候群の推定患者数は、約940万人にのぼるとされています。一方で診断・治療を受けている方は一部にとどまると報告されています。
出典: 日本睡眠学会 関連報告 ほか
2-3倍
未治療SASの心血管リスク
重症の睡眠時無呼吸症候群を未治療のままにした群は、健常者と比較して心血管疾患による死亡リスクが2〜3倍に上昇する可能性が報告されています。早期診断・治療の重要性が示唆されています。
出典: Marin JM et al., Lancet, 2005
50-70%
軽中等度SASでのOA改善率
軽症〜中等症の睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置(OA)の治療有効率は、約50〜70%とされる報告があります。CPAP不適応・不耐例の選択肢として位置付けられています。
出典: Sutherland K et al., Sleep, 2014 ほか
4-7%
成人男性のSAS有病率
成人男性における睡眠時無呼吸症候群の有病率は約4〜7%とされ、生活習慣病との関連も報告されています。いびき・日中の眠気が続く場合は専門医療機関での検査が推奨されています。
出典: 厚生労働省 関連ガイドライン ほか
※ 上記は一般的な研究データであり、個別の治療効果や予後を保証するものではありません。実際の結果には個人差があり、すべての方に当てはまるものではありません。睡眠時無呼吸症候群の診断は、医科での検査・確定診断が前提となります。
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