TARGET & ELIGIBILITY
訪問歯科診療は、自力での通院が困難な方が対象です。保険適用の条件・主な対象者・訪問エリアまで、坂戸市・鶴ヶ島市のつむぎ歯科クリニックがご案内します。
利用の前提
訪問歯科診療は、健康保険・介護保険の制度上、「自力での通院が困難な方」を対象としています。年齢の制限はありません。要介護認定の有無も問いません(要介護認定があれば、介護保険の居宅療養管理指導も併用できます)。
「家族が外に連れ出せない」「歯科医院まで送り迎えできない」「待合室で長時間待つのが難しい」——こうしたご状況であれば、対象となる可能性があります。判断に迷われる場合は、まずお電話でご相談ください。
01 — ELDERLY
加齢により歩行が難しくなった方、関節痛・腰痛で外出が大きな負担となる方など。ご家族の付き添いがあっても通院が難しい場合に、訪問歯科は有効な選択肢になります。
02 — POST STROKE
片麻痺や言語障害などの後遺症で通院が難しい方。嚥下機能の評価・リハビリも含めて、退院後の在宅生活を歯科の側面から支えます。
03 — DEMENTIA
認知症の進行により、外出に強い不安をお感じになる方や、慣れない場所での治療が難しい方。ご自宅という慣れた環境で、無理のない治療を進めます。
04 — BEDRIDDEN
車椅子・寝たきりの方、療養中の方など、ご移動そのものが困難な方。ベッドサイドでの診療・口腔ケアまで、ポータブル機器で対応します。
SERVICE AREA
保険制度上、当院(坂戸市緑町)から半径16km以内のエリアが訪問診療の対象です。坂戸市・鶴ヶ島市の全域、川越市・東松山市・日高市・毛呂山町・越生町・嵐山町・滑川町など近隣エリアが含まれます。
※ 上記以外のエリアでも、対応可能な場合があります。お気軽にお問い合わせください。
「うちの父は、訪問歯科の対象になるんでしょうか?」——お電話で最も多いご質問のひとつです。保険制度上の文言は「通院困難な方」と短く定義されていますが、実際の判断には幅があります。
厚生労働省が示す基準では、「疾病・障害により、通院による歯科診療が困難な者」が対象とされ、年齢制限はありません。要介護認定の有無も問わず、急性疾患からの回復期、ご家族の付き添いがあっても通院が現実的でない方なども含まれます。
判断のポイントは「通院した場合に、どのような困難・リスクが生じるか」です。例えば、車いすに移乗するのに30分以上かかる、移動中の振動が痛みを引き起こす、待合室で5分以上座れない——こうした状況が客観的にあれば、十分に対象となります。
「うちは大丈夫だろうか」と迷われる前に、まずはお電話でご状況をお聞かせください。短い問診で対象判断をその場でお伝えします。判断の難しいケースでは、初回訪問時に主治医・ケアマネ様と相談して結論を出すこともあります。
「対象かどうか」を
調べてから連絡する、
——その必要はありません。
まずお電話で、状況を教えてください。私たちが判断のお手伝いをします。
01 — BEDRIDDEN
脳血管疾患後・末期がん・神経筋疾患などにより、ほぼ終日ベッドで過ごされる方。診療はベッドサイドで完結し、移動に伴う身体的負担をご本人にも介護者にもおかけしません。口腔ケアは特に重要で、誤嚥性肺炎の予防に直結します。
02 — DEMENTIA
アルツハイマー型・血管性・レビー小体型などの認知症で、外来通院が難しい方。ご自宅という慣れた環境であれば落ち着いて治療を受けられる方が多く、認知症の進行度合いに応じてご家族と相談しながら治療範囲を決めます。
03 — DISABILITY
身体障害・知的障害・精神障害により、外来環境では治療がご負担になる方。年齢を問わず対象です。重度心身障害者医療費助成制度の受給者証をお持ちの場合は自己負担が軽減されます。慣れない場所が苦手な方にこそ訪問の意義があります。
04 — DIFFICULT
明確な要介護状態ではないものの、ご高齢・関節痛・術後・心疾患などで通院が大きな負担となる方。「家族の送迎がないと通えない」「待合室で長時間座れない」状況が継続している場合は、訪問の対象となる可能性があります。お気軽にご相談ください。
CRITERIA
訪問歯科として保険適用されるための条件を、ご家族にも分かりやすい形で整理しました。下表のうち1つでも該当すれば、対象となる可能性があります。
| 判定軸 | 対象となりうる状況 |
|---|---|
| 移動能力 | 車いす・歩行器でも長距離移動が困難 |
| 介護負担 | ご家族の送迎なしには通院困難 |
| 疾患・障害 | 慢性疾患・障害により外来通院が現実的でない |
| 居住エリア | 医院から半径16km以内 |
| 年齢 | 制限なし(小児から高齢者まで) |
| 要介護認定 | 不要(あれば介護保険も併用可) |
※ 判定基準は厚生労働省の規定に基づいています。最終的な判断は当院にて、初回訪問時の問診とお口の状態確認を経て行います。
FOR FAMILY
ご家族・ケアマネジャー様から当院へご相談いただく際、下記の情報をまとめておいていただけると、初回判断・日程調整がスムーズです。すべて揃わなくても結構です。
※ お電話の段階では「分かる範囲」で結構です。詳細は初回訪問時に問診票でお伺いします。
SELF-CHECK
下記のうち3つ以上に当てはまる場合は、訪問歯科の対象となる可能性が高いと考えられます。お電話で詳細をお伺いします。
電車・バス・徒歩を組み合わせた通院が現実的に難しい状態が継続している。
送迎を毎回家族にお願いする必要があり、家族の負担になっている。
体力・集中力・痛みのため、診察を待つだけで疲弊してしまう。
外来診療所の環境がストレスとなり、診療台に座れない・口を開けられないことがある。
移動には介助・補助具が必要で、外来通院の準備に時間がかかる。
主治医から外出制限がある、または感染リスクの観点から外出を最小化している。
「行かなきゃ」と思いながらも、通院が現実的でなく後回しになっている。
食べる量が減った・むせるようになった・口臭が強くなった等の変化を感じている。
※ チェックの数が少なくても、現に通院が難しい場合は対象となります。判断に迷う場合は、まずお電話でご相談ください。
EVIDENCE
公的統計と各種調査から、訪問歯科の対象となる高齢者の規模と口腔の実情をご紹介します。
約740万人
通院困難とされる65歳以上の高齢者
要介護認定を受けるなど、外来通院が難しい状況にある高齢者の規模が報告されています。今後さらに増加するとされています。
出典: 厚生労働省「介護保険事業状況報告」
約80%
要介護高齢者で口腔ケアを要する割合
要介護状態の高齢者では、専門的な口腔ケアや治療が必要とされる割合が高いと報告されています。
出典: 在宅高齢者を対象とした口腔調査
約90%
認知症のある方の口腔衛生不良率
認知症のある高齢者では、ご本人によるセルフケアが難しくなり、口腔衛生状態が悪化する傾向があるとされています。
出典: 認知症と歯科口腔の関連調査
約40%
通院困難な高齢者の歯科未受診率
通院困難な高齢者のうち、必要があっても歯科を受診できていない方の割合が報告されています。訪問歯科の役割が期待されています。
出典: 厚生労働省 高齢者の歯科受診に関するデータ
※ 一般的な統計・研究データであり、個別の対象判定や効果を保証するものではありません。状況には個人差があります。
CONTACT
対象になるかどうか判断に迷う場合も、お電話で詳しい状況をお伺いします。