つむぎ歯科クリニックTSUMUGI DENTAL CLINIC

FREE DENTAL CHECKUP

無料歯科検診で、
わかること。

自治体検診や事業所が案内する無料検診で確認できる内容と、わからないこと。利用者・家族・現場スタッフが整理しておきたい基本。

監修

歯科医師 桐生 賢太

訪問歯科診療・高齢者歯科・口腔ケア・食支援に関する情報を監修

FIRST STEP

「検診」は、
歯科とのきっかけ。

自治体や事業所が案内する無料歯科検診は、特定の年齢や対象者に向けて、口腔の状態の概略を確認するための仕組みです。あくまで「治療ではなく検査」を目的としており、結果として「治療を要する所見」が見つかった場合は、改めて歯科医院での受診が案内されることが一般的です。

本記事では、無料歯科検診で確認できることと、検診の範囲外となることを整理し、利用者・家族・現場スタッフが整理しておきたい基本をまとめました。

  1. 01 — CAVITY

    むし歯の有無

    目視で確認できる範囲のむし歯の有無を中心に評価されます。初期のむし歯や、歯と歯のあいだのむし歯など、視診のみでは判断しきれない部分もあるため、検診で「異常なし」と言われた場合でも、定期受診の中で再評価していくことが大切とされています。

  2. 02 — GUM

    歯ぐきの状態

    歯ぐきの色・腫れ・出血の有無、歯周ポケットの簡易的な確認が行われることがあります。歯周病の進行度を詳細に評価するには、別途精密検査が必要になる場合があります。

  3. 03 — DENTURE

    義歯の使用状況

    義歯を使用している方では、装着感、フィット、清掃状態、欠けや変色などが確認されることがあります。「最近、義歯が浮く」「噛むと痛む」などの自覚があれば、検診の場で伝えていただくと、調整の相談につながりやすくなります。

  4. 04 — MUCOSA

    口腔粘膜・口腔乾燥

    舌や頬の粘膜の色調、潰瘍の有無、口腔乾燥の程度などを目で見て確認します。気になる所見があった場合、専門的な検査・診察への案内につながることがあります。

  5. 05 — FUNCTION

    口腔機能のスクリーニング

    自治体によっては、噛む・飲み込む・話すといった口腔機能の簡易チェックが組み込まれている場合があります。「むせる」「滑舌が落ちた」「食事量が減った」といった自覚があれば、検診時に共有していただけると、その後の相談が進めやすくなります。

NOTE

検診内容は自治体・事業所によって異なります。気になる症状がある場合は、検診結果に関わらず、改めて歯科医院での相談を検討いただくのが安心です。

SCOPE OF CHECKUP

「検診」と「治療」は、
別もの。

無料歯科検診は、口腔の状態のスクリーニングを目的とした仕組みであり、治療や詳細な検査(レントゲンを含む精密診断、歯周病の詳細評価など)は基本的に含まれません。検診で「要受診」と判定された場合は、別途歯科医院での受診と検査が案内されるのが一般的です。

通院が難しい方の場合、改めて受診する代わりに、訪問歯科診療を選択肢として検討するケースもあります。検診後の動きについては、ケアマネや家族と共有しておくと、受診の機会を逃しにくくなります。

CONSULT

気になる症状は、
かかりつけ歯科または訪問歯科へ

検診で気になる所見があった場合や、通院が難しい場合の相談先として、当院の訪問歯科でもお気軽にお問い合わせいただけます。

訪問歯科ダイヤル

049-298-3203

平日・土日 10:00–18:00 / 祝日休診

本記事は、口腔ケア・訪問歯科に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の診断・治療を保証するものではありません。個別のケースについては、歯科医師または主治医にご相談ください。